私は現在東京都内でフリーライターとして活動している39歳の自営業の男性です。

私は10年前の29歳の時に特定調停の制度を利用して債務整理を行った経験があります。

今回は10年前の私が29歳の時に行った東京地裁での特定調停の時の模様やその当時の私の借金の苦労話について恥ずかしながらお話をさせていただきたいと思います。

私が10年前の当時私が29歳の時、大手の消費者金融の金融業者であるアイフル、アコム、武富士、プロミス、レイク、そして中小の消費者金融の金融業者であるスタッフィ、そしてさらにクレジットカード会社のアメリカンエキスプレスの合計7社の金融業者から合わせて280万円の借金をキャッシングという形で行っていました。

私が280万円の借金を7社の消費者金融やクレジットカード会社からする原因となったのはずばりパチンコ・パチスロなどのギャンブルでした。

パチンコ・パチスロは私は中学生時代から地元のパチンコ店に出入りするなど、筋金入りのパチンコ・パチスロ狂であり、その習慣は成人してからも続きました。
パチンコやパチスロが生活の一部になっていたと言っても過言ではありませんでした。

私のパチンコ・パチスロによるギャンブル浪費は中学生から債務整理をした翌年の30歳の時まで続きました。

私が大手や中小の消費者金融の金融業者から280万円ものキャッシングによる借金を作ってしまった主な原因は、パチンコやパチスロ店に行く為の軍資金を消費者金融の金融業者のATMから引き出してキャッシングを行って借りていた事が原因です。

生まれて初めて消費者金融の金融業者から借金を新規借り入れという形で行った時の事は今でも覚えていますが、あれは私が21歳の時に当時パチンコの攻略情報がパチンコの攻略雑誌にスクープされた時があり、そのパチンコの攻略情報を実際にパチンコ店の実機で試してみようと思い立つもパチンコを打つ為の軍資金がなく、途方に暮れた私が街をブラブラと歩いている時に大手の消費者金融の金融業者であるプロミスの前を通りかかったのです。

プロミスの前にはその時女性の担当者が店頭に出て新規客の勧誘のような案内をしており、私はその担当者の女性の案内に誘導されてプロミスの実店舗の中に入ってしまいました。

プロミスでの手続きは運転免許証とアルバイト先の運送会社の給与明細のコピーを渡し、必要事項をキャッシングの新規借り入れ用紙に記入するだけで簡単に審査に通り、私は生まれて初めて5万円のお金をプロミスから借りたのです。

後は、雪だるま式に借金が増えてゆきました。

パチンコやパチスロでお金が無くなる、消費者金融で借り入れをする、の繰り返しで、気がつくと私の借金の借り入れ総額は280万円になり、いわゆる「自転車操業状態」で他社の消費者金融の返済金を用意する為に別の消費者金融と新規契約をしてお金を借り、返済金に充てている状態だったのです。

自転車操業状態での消費者金融の返済が1年半ほど続いていた29歳の春の4月の時期、私は遅れがちとなっていた消費者金融の返済を督促する督促電話や消費者金融の担当者による私が当時住んでいた自宅アパートへの取立て行為に悩まされていました。

携帯電話には毎日消費者金融の担当者から督促電話がかけられ、仕事から帰ってくる時間帯を見計らって夕方から夜にかけては消費者金融の店舗担当者の男性による取立てが行われ、私はノイローゼ状態になって自宅アパートに帰らずに漫画喫茶で夜を明かした事もありました。

私は自力での借金返済はもはや不可能だと思い、藁にもすがる思いでインターネットの検索をして見つけた借金問題に強い弁護士事務所のフリーダイヤルに電話をしてみました。

すると、担当の弁護士の男性は親身になって私の借金の状況について尋ねてくれ、一度都内にある弁護士事務所においでください、と債務整理の面談の勧めをしてくれたのです。

私は弁護士事務所に翌日に出向き、フリーダイヤルで話をしてくれた弁護士の先生と会って実際に話をしました。
先生は「あなたのケースでは特定調停が適当かと思われますので、特定調停で債務整理をしていきましょうか」と言い、35万円の費用で特定調停で債務整理を行う事となりました。

特定調停の手続きはすべて担当の弁護士の先生が東京地裁にて行ってくださり、私は調停の日時に先生と一緒に東京地裁の調停室に出向いて消費者金融の担当者と調停を行ってゆきました。

そして特定調停がすべての金融業者との間で行われ、最終的に私の借金は元金が280万円から250万円に、毎月の返済は利息なしで7社の金融業者に対して全部で5万円で支払っていく事で話がついたのです。

それまでおよそ11万円の毎月の消費者金融への支払いがあった私にとって、特定調停で元金が30万円減り、利息なしで毎月5万円の支払いでOKとなったのは本当に救われる思いがしました。

250万円の借金は特定調停から約4年半をかけて全額返済する事が出来ました。

もし、これから特定調停をしようとしている人にアドバイスするとすれば、特定調停は自分で債務者が行うよりも弁護士や司法書士などの法律の専門家に頼んだ方が借り入れ先の消費者金融に対してもプレッシャーをかける事が出来、借金の元金を減らしたり利息をなくしたりする事がしやすいので、ぜひ司法書士や弁護士を利用して特定調停をしてほしい、という事をアドバイスしたいと思います。