個人再生には、個人再生にしかない魅力があります。
しかし、いくら個人再生が魅力的に見えたとしても、他の債務整理法と比較せず個人再生に飛びつくのは、あまり賢い行動とは言えません。
個人再生は100パーセントメリットしかないものでもなければ、100パーセントデメリットしかないものでもありません。
他の債務整理法同様、個人再生にもメリットとデメリットの両方が存在します。
大切になるのは、個人再生と他の債務整理法を両天秤にかけて比較してみることです。
そういうことで、以下では他の政務整理法と個人再生とを比較しながら解説していきたいと思います。
まず、あなたの現在保持している財産ですが、個人再生の場合、処分の対象となりません。
つまり、持ち家を処分しなくても良いわけです。
個人再生によって引越しが必要になるようなこともないわけですから、今まで住んでいた自宅にそのまま住み続けることができます。
これは個人再生の良さです。
一方、自己破産の場合は、今後の債務の支払いはなくなる代わりに、自宅や車を換金してそれを残債に充てるといったことが必要になってきます。
また、債務についても、任意整理などと比べると、大幅に減らすことができます。
債務が多い場合は、まさに個人再生が適していると言えるでしょう。
しかし、個人再生後でも債務そのものが自己破産のようになくなるわけではありません。
大きく借金が減額されたとしても返済が必要ということを忘れてはいけません。
いかがでしょうか。
以上ザックリとですが、他の債務整理法と比較してみました。
ただ、まだ良く分からないという人も多いと思います。
そこでおすすめしたいのが、法律の専門家に相談してみる、ということです。
お金の悩みというのは、個々状態が違います。なので具体的に弁護士や司法書士に相談してみるのが一番です。
相談料は無料、という弁護士や司法書士がほとんどなので安心です。
善は急げです。お悩みの場合は今すぐメールをしてみましょう。