多重債務になってしまうと精神的にも追い詰められてしまいます。
精神的に不安定になると、人は正常な判断を下すことができなくなるのは言うまでもありません。
そこで頼りになるのが債務整理。
債務整理というのは、借金を返せなくなった人のために用意された救済措置のこと。
多重債務で、このままなら返済ができなくなると判断したら、躊躇せずに今すぐ債務整理を検討することが大切です。
借金には、金利がつくため、放置しておくと雪だるまのようにふくらんで、事態は深刻化する一方と言えるでしょう。
債務整理には、借金のレベルに応じていくつかの債務整理が用意されています。
例えば、任意整理、民事再生、一般的に知られている自己破産も債務整理の一種です。
ただ、自己破産を行うとペナルティが科せられることになるため、
債務整理を行う場合はどのような債務整理を行うのかを専門家に相談した方が良いでしょう。
多重債務の債務整理はどれを選ぶべきか?
債務整理には、次の3つの方法があります。
借金レベルが一番低い場合に適用される
自己破産をするまではないものの任意整理では債務整理が難しい場合に適用される
他の債務整理をしても借金の完済が不可能と判断した場合に適用される
それぞれの債務整理をすることによるメリットとデメリットは異なってきます。
債務整理で借金問題を解決させると、金融機関のブラックリストに記載されることになるので、新たに借り入れすることは難しくなります。
情報が他の金融機関でも共有されるので、あらゆるローンの利用が難しくなると理解しておきましょう。
また、最近では「過払い請求」が積極的に行われています。
これはこれまでに返済したお金の中に払い過ぎたお金があった場合に返金請求できるというもの。
過払い金請求をすることによって債務整理をする必要がなくなり、借金問題の解決に繋がる場合もあります。
中には、借金がゼロになるだけではなく、払い過ぎたお金が戻ってきたケースもありますので、まずは、法律の専門家に相談してみましょう。