後払い現金化

後払い現金化とは?

後払い現金化を利用すると危険なのか?

そんな疑問を持つ方に向けて、
ここでは、後払い現金化についての詳細と、後払い現金化のメリット・デメリットについての解説しています。

では、参りましょう。

後払い現金化とは?

後払い現金化とは、
現金化専門業者などを介して、商品購入とその宣伝広告報酬やキャッシュバック特典などの名目で現金を得る手法です。

その具体的な手法は、
商品購入後、先に報酬や特典という形で現金を入手し、代金は後日決められた期限までに支払えば良い「後払い」をするという方法です。

次のような場合に後払い現金化が用いられることが多いようです。

  • 借入限度額が上限に達している
  • 現金が融通できない
  • 現金が手元にない

後払い現金化とクレジットカード現金化の特徴

現金化には、「後払い現金化」と「クレジットカード現金化」などがありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

後払い現金化とクレジットカード現金化、それぞれの特徴を確認し、その違いを比べてみましょう。

後払い現金化の特徴

後払い現金化は、現金化専門業者などの運営するショッピングサイトで業者が指定する商品を「後払い決済アプリ」や「バーチャルカード」と呼ばれるツールを利用して購入します。

そして、商品についてのレビュー投稿の宣伝報酬、または購入時特典としてキャッシュバックなどの名目で現金を得る方法が特徴です。

後払い現金化の場合、実際に実店舗に商品を買いに行くこともなく、スマートフォンのみで手続きが完結することも大きな特徴と言えるでしょう。

このように期限までに商品代を支払う「後払い」を利用して商品を購入し、その商品の購入特典として現金を得ることを「後払い現金化」といいます。

また、サイトによっては、後払い現金化を「ツケ払い」、「ツケ払い現金化」と呼んでいるところもあるようです。

クレジットカードの現金化の特徴

クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つ利用枠があります。

現金を得るためには、通常キャッシング枠から借り入れをすることが一般的です。

クレジットカードの現金化は、キャッシング枠の限度額を超えた場合や手元に現金ない場合に、ショッピング枠を利用してクレジットカードで商品購入後、自分で換金したり買取業者に売却して現金を得る方法が特徴です。

クレジットカードの現金化には、実際に商品を購入し、その後商品を売却する「買取方式」と、商品購入代金の一部をキャッシュバックとして受け取る「キャッシュバック方式」の2種類があります。

買取方式では、自分で現金化をする方法と買取業者を介する方法があり、購入後売却する工程があるため、手間があるかかることも特徴の一つです。

上記のようにクレジットカードの「ショッピング枠」を利用して商品を購入し、その商品を売却して現金を得ることを「クレジットカードの現金化」といいます。

後払い現金化の利用条件

後払い現金化を利用するには、以下の条件があります。

クレジットカード現金化は、
その名の通りクレジットカード機能を利用しますので、クレジットカードの所有が必須条件ということになります。

しかし、後払い現金化は、
後払い決済アプリなどの特性を利用するため、クレジットカードは必要ありません。

つまり、スマートフォンだけあれば学生や無職でも利用可能で、利用条件はほとんど無いといって良いでしょう。

このことから、クレジットカードを所有していない方でも、後払い決済アプリやバーチャルカードなどを利用することで、現金化をすることが可能になります。

後払い現金化の利用方法

後払い現金化を利用する場合、現金化専門業者などに申込みをする必要があります。

後払い現金化の利用方法は、以下の手順で行います。

後払い現金化の流れ

  1. 現金化業者に現金化したい金額を伝え申込みをする。
  2. 現金化業者が運営するショッピングサイトで業者が指定する商品を購入する。
  3. 購入した商品についてレビューや口コミ投稿する。
  4. 投稿の宣伝報酬、あるいは購入特典キャッシュバックなどの名目で即日現金が入金される。
  5. 業者が指定する期日までに商品代金を銀行振込で支払う。

上記の流れは、大まかな目安であってほんの一例はです。
現金化業者によって、仕様や設定が異なります。

後払い現金化が利用できる決済アプリ

後払い現金化を利用するには、
支払いを後払い決済アプリやバーチャルカードで支払うため、これらのツールが必要不可欠です。

主な後払い決済アプリには、以下のようなものがあります。

【後払い決済アプリ一覧】

・バンドルカード
・PayPayあと払い
・ファミペイ
・Paidy(ペイディー)
・atone(アトネ)
・メルペイスマート払い
・Bank Pay
・Kyash(キャッシュ)
・NP後払い
・BANKIT
・後払いワイド
・B/43(ビー ヨンサン)
・Smartpay
・ultra pay

バーチャルカードには、次のようなものがあります。

【バーチャルカード一覧】

・MIXI M
・au PAY プリペイドカード
・WebMoney プリペイドカード Lite
・dカード プリペイド
・Visa プリペ
・ソフトバンクカード
・Vプリカ
・Kyash
・三井住友VISAバーチャルカード
・SAISON CARD Digital
・三井住友カード(CL)(カードレス)
・メルペイ バーチャルカード

バーチャルカードは、インターネットでの支払いにのみ使用できるクレジットカードの一種です。

バーチャルカードの発行方法は、プラスチックカードを発行せず、アプリでしか作ることができないため、作りたいバーチャルカードのアプリ(専用ソフト)をインストールする必要があります。

後払い決済アプリを使用するには、利用したいアプリをインストール(利用できるように)するだけです。

バーチャルカードの発行は発行元によって異なりますが、アプリ内にある「バーチャルカード発行」をタップするなど、アプリの案内に従って発行することができます。

決済アプリやバーチャルカードは、クレジットカードと比較すると審査基準が甘い傾向にあるため、わりと気軽に始められるというメリットがあります。

また、比較的簡単に誰でも発行することが可能です。

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後払い現金化のメリット・デメリット

後払い現金化の特徴や利用条件、利用方法をご理解頂けたと思います。
では、後払い現金化の長所短所を見ていきましょう。

後払い現金化のメリット・デメリットは、以下の通りです。

後払い現金化のメリット

  • クレジットカードがなくても利用できる
  • 審査がないため、信用ブラックの人でも利用可能
  • 簡単に利用できる
  • 不正利用の心配がない

後払い現金化のデメリット

  • 限度額が低い
  • 高額の手数料を取られる
  • 換金率が低い
  • 業者によっては、個人情報の提出が必要
  • 悪徳業者の場合、個人情報悪用の恐れがある
  • 在籍確認で職場に連絡が入る場合がある
  • 支払遅延が続くと、法的措置の可能性もある
  • 支払遅延が続くと、今後の取引が難しくなる可能性がある

後払い現金化の注意事項

クレジットカードの現金化は違法ではありません。

しかし、カード会社や日本クレジット協会の規約ではこの行為を禁止しています。

そのため、クレジットカードの現金化が発覚した場合、
規約違反として利用停止や強制退会などの措置を受ける可能性があることを念頭に入れておきましょう。

後払い現金化を利用する際に気を付けたいことは、
貸金業登録を受けずに後払い現金化を行なっている違法な業者も存在するということです。

現金化を利用する際は、これらの注意事項を充分に理解し、現金化業者をよく調べてから利用することをオススメします。

もしも、支払いが困難になった場合は、
違法業者に強い事務所に、早めに相談をすると良いでしょう。

まとめ

後払い現金化とそのメリット、デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

後払い現金化は、形式としては商品の売買です。
また、後払い現金化を利用すること自体は違法ではありません。

しっかりメリット・デメリットを理化して利用すれば、いざという時便利な手段です。

ただし、後払い現金化は法的にグレーゾーンのサービスであることを理解しておく必要があります。

万が一、トラブルになってしまった場合は、速やかに国民生活センターなどの公的機関に相談をすると良いでしょう。

しかし、相手が違法業者の場合は、迷わず法律の専門家に相談することをオススメします。

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