債務整理で借金を激減させたい人は多いはず。
でも、本当に債務整理をすると返済を激減させることができるのでしょうか?
結論から言います。
できる人もいれば、中には無理な人もいます。
これは状況しだいです。
中には返済額を激減どころか
「過払い請求により大金が戻ってきて貯金ができた!」
なんて人も実際にいます。
ですが、全く逆の結果もあります。
たとえば、中には弁護士や司法書士に支払うお金の方が大きくなって損をした人もいるのです。
債務整理で損をしないための注意点
債務整理をして、弁護士費用の方が高くついたとならないための方法は2つあります。
- 債務整理の実績が豊富な事務所に相談すること
- 全額返金保証付きの事務所に依頼すること
金銭的に損をしないためには、この2つが大切です。
では、この点を詳しく解説しましょう。
1.債務整理の実績が豊富な事務所に相談
債務整理をすることで、
どれぐらいメリットが出るのかを専門家に計算してもらいましょう。
そこで大切なポイントがあります。
それは、必ず、債務整理の実績の豊富な司法書士や弁護士に相談するということ!
経験の少ない事務所に相談した場合、
過払金があるのに、「ない」という判断をしてしまったりすることも実際にあります。
※ 参考ページ(口コミ)
また、実績が豊富な事務所では、相談料金は無料の事務所多いですが、
債務整理に力を入れていない事務所では、相談するだけで費用が発生することがあります。
2.全額返金保証付きの事務所に依頼すること
債務整理に失敗して、借金が想定よりも減額できないと、弁護士や司法書士に支払う費用の方が高くなってしまいます。
そこで、そういう失敗を絶対にしたくない場合は、返金保証付きの事務所を選ぶと良いでしょう。
返金保証付きにできるということは、
裏を返せば、それだけ減額できる自信がある事務所だとも言えます。
つまり、返金保証付きの事務所にお任せすると、債務整理に成功する確率も上がると言えるのです。
しかし、残念ながら全額返金保証付きの事務所は、ほとんどありません。
以下では、数少ない全額返金保証付きの事務所をご紹介しておきます。
事務所名をタップして頂くと、その事務所の口コミや評判などを知ることができますのでご覧ください。
これらの事務所に依頼すれば、「過払金が思ったほどなかった」、「貸金業者が手強く、交渉に失敗した」というようなことがあっても損をすることなく安心です。
以下では、どうして借金が激減するのか?
その債務整理の方法や種類、自宅財産も含めてメリットやデメリットを紹介していきます。
知らずに大きな損をしてしまった・・・
あなたが、そうならないための情報を以下ではご紹介します。
債務整理と借金の返済について、まずは理解しよう!
「債務整理」という言葉を聞いたことがある人も多いですよね。
簡単にいうと「借金で困っている人を助ける方法」です。
借金があるとどうしても返済に困ってしまって、別の消費者金融に手をだしてしまう…ということはよくありますよね。
ふと気づくと借金を何社からもしていて、返済にますます困るということにもなってしまします。
そんなときに便利で役立つのが債務整理ですよ。
といっても債務整理にはいくつかの方法があるので、それぞれに特徴があります。
債務整理は大きくわけると「任意整理」「特定調停」「個人再生」「自己破産」といった方法に分けられています。
難しそうな漢字なので敬遠してしまいそうになりますが、実はそんなに難しいものでもないのです。
「借金から助けてくれる制度」なので、まずはどんな方法があるのか知っておきましょう。
借金の返済に役立つ!債務整理の「任意整理」って?
これは依頼した弁護士や司法書士などが、金融業者と直接交渉をしてくれる方法です。
その交渉内容はその場合によって違いますが、だいたい「借金の返済額や金利の見直し」などですね。
あくまで「任意」なので裁判所を通さなくてもいいですし、依頼すると直接交渉を行ってくれます。
例えば「現状の返済額では厳しいので〇円に」や「金利が高すぎるので引き下げを」といったことを話し合ってくれます。
この「任意整理」のメリットは、今後の借金返済のペースが楽になるかもしれないということです。
そして調べた結果として過払い金があったと分かることも多いので、「過払い金請求」も一緒に行ってもらえるというメリットもありますよ。
「過払い金請求」とは、払いすぎたお金を返済してもらうという方法です。
例えば10万円を利子なしで借りるなんて無理な話なので、必ず利息がつきます。
過払い金請求は、その払いすぎた利息を戻してもらうという方法です。
分かりやすく説明すると年末調整のようなイメージですね。
これは借金をしている期間が長い人、借金をしているのが複数であればあるほど戻ってくる可能性が高くなりますよ。
これの債務整理は任意なので相手によってはかなりお得な条件になることもあれば、全く状況が変わらないケースもあるというデメリットもあります。
借金の返済に役立つ!債務整理の「特定調停」とは?
これは簡易裁判所にて申請を行うもので、調停委員も含めての話し合いとなります。
調停委員を含めて「借金の利息を減らす」といったことを話しあうので、「任意整理」のお堅いものを考えると分かりやすいですね。
もちろんお金を貸した側の債権者が「NO」といえば借金の返済が楽になることはないのですが、成功することが多くなっています。
というのも特定調停で却下されて借金の返済などが全くできない場合、その後も返済ができない可能性が高くなりますよね。
すると自己破産してしまうかもしれないと債権者は考えるのです。
自己破産されてしまうとお金が返ってきませんから、それなら減額して少しでも返ってきた方がマシと考えるわけです。
申請などを自分で行えるので費用は安くなるというメリットもありますが、借金そのものが減額されるということはほとんどありません。
基本的にこの債務整理は「この先の利息を減らす」ためのものを考えるといいですよ。
借金の返済に役立つ!債務整理の「個人再生」って?
これは裁判所に認めてもらう必要があるので、任意ではできません。
「借金の返済に無理がある」と認められることが条件なので、場合によっては認めてもらうことができない場合もあります。
ただし認めてもらうことができると借金が減額されるというメリットがありますよ。
その少なくなった借金額を3~5年かけて返していくので、この先のめどもつきやすいですね。
住宅ローンは適用されませんが、自宅を手放さなしたりしなくてもいいというメリットもあります。
ただし裁判所に認められない場合は使うことができない方法となっています。
「特定調停」と似ている手段ですが、違いを簡単に説明すると「難易度」と「借金の返済額の減額」です。
特定調停は自分で手続きできるのに対して、「個人再生」は専門性が高いので弁護士などの協力が必要になってきます。
個人再生は借金そのものを減額させることができるので、借金の額が多い人向きともいえますね。
この債務整理は裁判をするので面倒かもしれませんが、認められると借金の返済が減るという大きなメリットがあります。
借金の返済に役立つ!債務整理の「自己破産」って?
自己破産は有名なので知っている人も多いですよね。
この債務整理のメリットは「借金を返済しなくてもいい」ということです。
ただし自宅や車、その他にも高価な財産がある場合は手放すことが条件となっているので大きなデメリットもあります。
裁判所に認めてもらう必要があるので誰でもできるわけではありませんが、人生を一からスタートできるのです。
今後の生活に支障がでることもあるので、借金で困ったときの最後の手段だと考えておくと分かりやすいですね。
債務整理をするならどの方法で借金を返済するか考える!
債務整理には大きくわけて4つの方法があります。
どれを選んだらいいのか分からないという人は「今の状況」を考えてみると分かりやすいですよ。
順番としては以下の通りです。
「任意整理」
↓
「特定調停」
↓
「個人再生」
↓
「自己破産」
一番デメリットが少なくてすむのが任意整理。
一番デメリットが大きくなるのが自己破産です。
任意整理や特定調停、個人再生は自宅などの財産を手放さなくてもいいのですが、自己破産は財産を手放す必要がありますよ。
債務整理をするとブラックリストに載るので、最低でも数年間は新しいローンを組めないといったデメリットもあります。
ですが何もせずにいると借金を返済できないということになるので、まずは任意整理をすることをおすすめします。
まとめ
債務整理により借金を激減させたい場合、何か大切でしょうか?
そうです。
債務整理の実績が豊富な事務所に相談するとうことですね。
実績のない事務所に相談すると、
貸金業者も舐めてかかりますから、なかなか交渉もうまくまとまりません。
また、経験の浅い事務所に依頼してしまうと、
判断ミスなども増えて、債務整理の失敗につながる確率を上げてしまうでしょう。